格闘家のなかには若いころはヤンチャをしていた元不良の選手がわりと大勢いますね。
若い時はさまざまな事件を起こして社会に迷惑をかけていたと思うのですが、大人になって格闘技を通じて更生する。
悪さのぐあいにもよりますが、それも一つのドラマだし、更生のきっかけになる”格闘技”というものの素晴らしさかと思います。
朝倉未来 選手
画像引用:tokyoheadline.com
まず、現在の格闘技界でまっさきに思い出す選手といえば朝倉未来選手ではないでしょうか。
未来選手にかんしては別記事で紹介していますので以下のリンクからご参照ください。
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未来選手は少年院にも入所し、悪さの種類的には薬物とかではなくてケンカが多かったみたいですね。無免許運転とかも。
その後、不良たちの格闘技大会。OUTSIDERにて頭角をあらわし現在にいたります。
高谷裕之 選手
画像引用:DREAM 公式サイト
千葉県の不良チーム KGBにメンバーだった高谷選手。OUTSIDERにも出場していた内藤裕選手含め、KGBメンバーはかなり悪さをしていたようですね。
この時代はいわゆる宮前愚連隊や永福町ブラックエンペラーなどを中心とした関東連合など、関東の不良がかなり混沌としていた時代ですね。ワタシは高谷選手とは同世代になります。ほんと不良界がすごい時代でした。
23歳の時に「エネルギーを発散させないとまずい」と思ったのがきっかけで格闘技をはじめたようです。DREAMフェザー級王者までのぼりつめました。
金太郎 選手
画像引用:pancrase-osaka.com
金太郎選手も元不良で有名ですね。
全身の入れ墨が悪さどあいを象徴していますね。
大阪府出身で中学時代はかなり悪く、14歳で入れ墨を入れはじめたようですね。
金太郎選手もトータルで1年半ほどは少年院にはいっていたようですね。今はとっても優しそうな顔をしていますね。
金太郎選手もOUTSIDERに参戦してました。RIZINでは地上波放送時に入れ墨への理解が厳しいので。地上波では金太郎選手の試合が放送されなかったり、ウェアを着た状態での試合になっちゃいますね。
現在は完全に更生されているようです。
若松佑弥 選手
画像引用:日刊スポーツ公式サイト
長南亮選手の弟子として、パンクラスで実績をつみ、2018年にはなんとONEと契約。タイトルも夢ではないところまでのし上がりましたね。
かなりのアグレッシブファイトで、彼の試合で退屈な試合はほぼないですね。2019年3月31日のONEでは元UFCチャンピオンのデメトリアス・ジョンソンとも対戦しました。残念ながら負けましたが。
彼も、昔はかなりやんちゃしていたようです。
我龍真吾 選手
画像引用:gbring.com
最終Rの残り1分で、急に足をとめてノーガードで対戦相手と殴りあいます。これが、ほんと面白いんですよね。ファンとしてはかなり盛り上がりますよ。
彼の不良キャラは捏造されたもので、実は暴走族には属しておらず、不良をむしろ忌み嫌っていたという説もあります。
いずれにせよ、薬物所持で逮捕されていたり、過去には試合をドタキャンしてあらゆる団体のリングで戦えなくなるなど。話題に事欠きませんでした。
川崎タツキ 選手
子どものときからケンカがかなり強かったようで。【足立区のタンタン】という名は他府県にもひろがったようですね。
反社会的組織に属しており、さらに元薬物常習者でした。そこから格闘技をつうじて人生をやり直します。
最終的には手術で入れ墨を消してまでリングに上がりました。ボクシングのリングで上がったのはなんと26歳からでした。
日本スーパーウェルター級の1位まで上りつめました。
現在は薬物中毒であった当時に付き合っていた奥様と幸せにくらしているようですね。
大嶋宏成 選手
1997年にプロデビューして、最終的に日本ランキングの1位までつけましたね。残念ながらOPBFも含め、タイトルを獲得することはできませんでしたが、”記録より記憶に残る選手”でしたね。
大嶋選手も川崎選手とにた経歴で、反社会勢力に属し、全身に入れ墨を入れさらに薬物中毒になりました。その後、更生してボクシングの世界に足を踏み入れました。
最初にやったのはやはり入れ墨を消す努力だったようです。皮膚移植など、壮絶な手術だったようです。
最後に
格闘家の中にはもともとヤンチャだった選手も多いですね。
ただ、最近は格闘技であるていど成功してからその後にヤンチャになる選手も多いように思います。
上記のように、入れ墨を後悔し、除去手術にのぞみリングにあがった選手もおられます。なので、不良でない選手が悪ぶる必要はないのではないのかなとも感じてしまいます。