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”浪速のKOエンペラー” 皇治選手 まとめ

 

yasu
今日は”浪速のKOエンペラー”こと皇治選手についてまとめました。

今や日本格闘技界において注目選手の一人になりましたね

 

  •  ”皇治の試合はつまらん”
  •  ”皇治は弱い”
  •  ”お前が言うな!”    などなど

 

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ファイターとしての真の実力に関してはファンの間でも賛否両論ありますが

 

キャラクターや発言はいつも注目を浴びており、エンターテイナーとしての実力はかなり高いと思います。なんやかんや言いながら気が付けば皇治選手の試合って観てしまいますよね 笑

 

 プロフィール

画像引用:デイリースポーツonline

 

1989年5月6日生まれ。大阪府出身です。

  • ISKA K1ルール世界ライト級王者
  • 元HEATライト級王者
  • 初代TRIBELATEスーパーフェザー級王座

 

K1に参戦するまでに、たくさんの団体でチャンピオンになっておられるんですね。

これは知らなかった人も多いんじゃないでしょうか。バックボーンとしては中学までは空手、日本拳法をしてました。日本拳法では全国2位になった事があるようです。

 

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空手や日本拳法でもしっかりと結果を残しておられますね。

 

2009年ころにプロデビューしマイナー団体で実績をつんだあと、2012年にKrush参戦。

REBELS ,RISE,HEATなどを渡り歩き、神戸翔太選手や前口太尊選手、不可思選手など、強豪選手とも拳をまじえています。

 

yasu
2016年4月に念願のK1へ参戦します。

 

デビュー戦の卜部功也戦こそ判定で敗れてしまいますが、その後は勝ったり負けたりを繰り返します。

2018年にはK-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントの準決勝まで勝ち上がり、惜しくも小宮山選手には判定で敗れますが、その年の年末に武尊戦までもっていきます。

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かなり激しく挑発し続けたので、武尊選手もかなり試合前は怒ってましたね。

 

戦績も45戦28勝15敗1分と、突出して強いわけではなくさほどぱっとしない成績ではありますが、試合を盛り上げる巧みな言葉やキャラクターつくりで一気にK1の顔となりました。本当に試合までのストーリーのつくりかたが上手だと思います。

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KO勝ちも約10試合であり、”KOエンペラー”の異名がありますが、実際はさほど高いKO率ではありません。

 

 皇治選手のファイトスタイル

 

皇治選手とファイトスタイルは、打たれようがダメージを受けようが前へ前へ出るスタイルです。

 

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間違いなくいえるのはK1ファイターの中でも”打たれ強い”ということです。これは間違いないです。

 

キャリアの中でもほぼKO負けはなく、最後までふらふらになりながらも倒れません。武尊戦でもダウンはとられましたが、判定までもっていきましたね。肉体だけでなく、根性もすごいんだと思います。

 

武尊選手との試合動画はこちら↓↓↓

 

こちらの試合で、負けたにも関わらず、皇治選手の株が一気にあがりましたね。誰もが武尊選手の圧倒的なKO勝利を想定していたと思います。

  • 倒れなかった
  • 武尊選手と真剣に打ち合った
  • 試合後のインタビューで武尊選手が「試合前はいろいろ言いあったが、皇治選手に実力があるのは分かっていた。」とねぎらった
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これらが皇治選手の評価が上がった理由ではないかなと思います。

 

この試合を振り返ってみると、皇治選手もだいぶ身体を仕上げてきていますね。動きもかなり俊敏でコンビネーションも的確でいつもより早かったです。試合に対する強い思いがあったのだと思います。

この試合に勝っていたらK1のチャンピオンですから。それは気合が入りますよね。

 

武尊選手もこの試合について自分のyoutubeチャンネルで振り返っていますのでご参照ください

↓↓↓

 

この動画で武尊選手がおっしゃってますが、

 

  • 皇治選手はスポンサーのチカラが強い
  • ファンがたくさんいる
  • 試合中に頭突きをしてくる 笑

 

やはり人気者の皇治選手ですから地元大阪の後援者のチカラはすごいようですね。チケットも90%以上が皇治ファンが買い占めたと言ってますね。

あと、審判にとめられない範囲でのラフファイトをする能力もあるようです。試合を見直すとわかりますが、確かにかなり頭突きを多用していますね。笑

あと、チケットをさばけるというのは、プロの興行においては大きな力ではないでしょうか。どれだけ強いもの同士の試合を組んでもチケットが売れなければプロとしては不十分かなと思います。

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そういう意味では、格闘技団体としても頼りになる選手なのかもしれませんね。

 

 K1離脱 RIZIN参戦

 

そんな人気者の皇治選手ですが、なんとK1を離脱しRIZINに参戦しました。違約金は都内に一軒家を買えるほどの金額だったそうです。都内の一軒家の値段を知らないんですが、、、

yasu
5000万ほどでしょうかね??

 

2020年7月のRIZIN記者会見にて、違約金を払ってK-1との契約を解除したと明かし、皇治選手は

 「あいつらの人生は一回しかない。俺がちょっとでも力になれれば」と話し、

K1側の契約の事情で実現していないRISE世界フェザー級王者の那須川天心選手とK1スーパーフェザー級王者の武尊選手との対戦を後押しすることが決断理由の一つだとしました。

yasu
しかし、ちょっとこれにはSNSで反論の声が多かったですね

https://twitter.com/saitamanJP/status/1376146109324615684

 

yasu
しかし、これもセルフプロデュースが上手ですよね。

武尊vs那須川天心 の対戦をみたいファンの心を少なからずつかみましたね。

肯定的なSNSの声です↓↓↓

 

御本人のTwitterです↓↓

 

 まさかの那須川天心戦

 

yasu
RIZINに移籍して初戦のRIZIN24にてなんと那須川天心戦へこぎつけます。

 

これ、すごいことだと思います。RISEの鈴木真彦選手が天心選手にリマッチを再三にわたっておねがいしてもなかなか実現しないにも関わらず、皇治選手はその選手としての影響力を駆使して天心戦へたどり着きました。

天心選手に挑戦するために、RISEではトーナメントが開かれ優勝がもとめられるほどなのに。皇治選手なら移籍の一発目で天心戦です。

 

試合前の煽りにて、天心選手は

「ファンの方々が望むなら試合をしてもよい。ただ、相手にならないと思う。」と率直に気持ちを述べています。

一方、皇治選手のほうは、

「天心にも穴がある。そこを狙えば勝てる。」

と不気味な強気発言をします。

 

ワタシとしても正直、

yasu
「さすがに皇治選手では天心選手とは試合にならないんじゃないかな????」と思っていました。

 

試合動画はこちらです↓↓↓

これをどうとらえるかですよね。

ワタシの意見としては、結果、判定決着となりましたが、100回やっても100回とも天心選手が勝つのでは?というワンサイドマッチ(ジャッジ3者はともに30-27)にみえました。

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ただ、KO負けしなかったのは意外でした。

 

試合後の各選手のインタビュー内容がこちら

 

天心選手

  • 試合前から煽られてムカつきました
  • 熱い試合ができて良かったです
  • 皇治はイメージ通りでした
  • ただ、打たれ強かった
  • 何もさせずに完勝できました
  • 欲を言えば倒したかった
  • 圧倒的な力の差は見せつけられた

 

yasu
やはり、皇治選手は天心選手も認める打たれ強さのようです。

天心選手としてはKO決着にもともと強くはこだわっていない様子でしたね。圧倒的な差をみせつけるのが目的だったようにみえました。

 

皇治選手

  • 闘う前のイメージとは違った
  • 想像していた以上に上手かった
  • 何もできなかった

 

yasu
完敗を潔くみとめていますね。そういうところが皇治選手の魅力だと思います。

 

この試合でも皇治選手は試合後に株をあげました。おおかたのファンが予想した「天心のKO勝利」ではなかった。そのため、「よく倒されなかった。」と皇治に対する称賛の声も上がりました。

 

SNSの声です↓↓↓

 

yasu
これはもはや格闘技の評論ではないですよね。

 

格闘技というのはスポーツ競技としてみた場合、勝ち負けが最優先事項だと思います。「立っていたのがすごかった!」というのはおかしいですね。相撲ではないのでね。

ちなみに戦前の作戦についてですが、皇治選手が試合後に発表しています。彼のプランは、凄絶な打ち合いに持ち込むことだったようです。

「自分も打つからお前も打て!」のいわゆる『皇治劇場』に天心選手を引き込むには至りませんでした。さすがにディフェンスに優れ、技の引き出しがたくさんある天心選手に対してそれは無理だと思います。

 

 皇治選手による、武尊 vs 那須川天心予想

 

これは、別記事に書いてありますのでご参照ください。

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皇治選手は、那須川天心vs武尊を盛り上げる意味で”武尊が強い”と言っているようにも思います。いずれにせよ、皇治選手の影響が武尊vs那須川天心の実現へ多少影響していることは実際は否定できないような気もします。

 

しかし、K1王者の山崎選手はこれに関して厳しめのツイートをされてます。同じジムで武尊選手の苦悩をまじかで見ている人間からすると正直これが率直な意見なのでしょうね。

 

 まとめ

 

yasu
皇治選手についてざっくりですがまとめさせて頂きました。

 

RIZINに移籍してからは天心選手、五味隆典選手と戦うなど、注目試合をしているにもかかわらず、連敗しており精細にかけます。結果をともわなくてもRIZINのメインに抜擢されるなど、本当にプロデュース能力が高い皇治選手。

これは、他の選手がすぐにマネをしようと思ってできるものではないと思います。相当の努力・活動をされているのだと思います。

ただ、ファンとしては、話題集めの試合でなく同階級の選手とのキックボクシングでの試合をもとめています。

 

yasu
今後も目が離せない皇治選手です。

 

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