2021年6月13日(日)RIZIN28 in 東京ドームのメイン。
朝倉未来選手vsクレベル・
残念ながら未来選手はクレベル選手のコーナーポスト付近での三角
今回、
RIZINフェザー級で最強になりたい。
今回は、“運動学”
魔裟斗選手との対談
試合前、
その中で、
・格闘技をするなら世界一を目指したほうが良い。
・若いのは今だけ、ほんとに短いから大切にしたほうが良い。
・ミット打ちは大切。
・ランニングはするべき。
・ウェイトトレーニングをしたほうが倒せるようになる。
内容としてはこのような感じでした。
私はこの中で上3つはかなり賛成です。
しかし、下2つは反対でした。
つまり、朝倉未来選手にはランニングもウェイトトレーニングも不要だと考えています。
ランニングや走り込みについて
斎藤戦とクレベル戦での未来選手の体型を比べます。クレベル戦ではあきらかに、顔や全身がシャープになってます。
画像引用元:RIZIN 公式youtube
画像引用元:RIZIN 公式youtube
↑↑↑ 左が斎藤裕戦 右がクレベル・コイケ戦
未来選手はクレベル戦では普段見せないくらいに軽快なフットワー
試合ゴングの直前まで軽くステップを踏んでいます。
皆さんもジョギングしてもらうとわかりますが、ジョギングが習慣化されると身体がかなり軽くなります。そして疲れにくくなります。
未来選手の強さ。
これまで、
実際これまで、試合中は上手に体力ロスを配分しスタミナ切れすることもなかったですし、
元K1で現在はRIZINに参戦している平本蓮選手もこうTwitterでつぶやいています。↓↓↓
痩せたやん https://t.co/DdG79UDaU5
— 平本蓮 ren hiramoto (@ren___k1) May 27, 2021
そうです。彼のおっしゃるように未来選手は今回は痩せてしまったのです。
ウェイトトレーニング
クレベル戦では明らかに上半身が引き締まっています。特に体幹です。一方、上腕などの筋ボリュームは増大しています。下肢や腰回りはシャープになっているにもかかわらず上肢全体はゴツくなっているのです。
つまり動きの特性上、身体の幹を安定させて、末梢の上肢の動きを円滑にしなければならないのに、、、未来選手は逆で、体幹が細くなってしまい、上腕含め上肢全体が太くて重くなってしまったのです。
今回、試合中に感じたのがハンドスピードの低下です。
これにはRISEの中村寛選手もRIZIN28での試合を観てTwitterでこうつぶやいていました↓↓
朝倉未来スピード落ちてた気がするけど…何かあったんかな?#RIZIN28
— 【人獣】中村寛 (Kan Nakamura) (@k_brosa) June 13, 2021
マークハント選手やバター・
これまでのスパーリング中心の練習が合っていたように思います。
実際、以前に未来選手がTwitterに投稿したシャドーボクシングの場面を見てください。↓↓↓
家ではシャドーと懸垂と腹筋ローラーと腕立てバーピージャンプやってる pic.twitter.com/ho1vkhUE1I
— 朝倉未来 Mikuru Asakura (@MikuruAsakura) May 4, 2020
2020年の動画ですが。
決して筋肉質とは言えませんが、ハンドスピードは十分に速いと思います。今回のクレベル戦よりは明らかに速いと思います。
結局どうなったか
これらの身体的な状況により、まず打ち合いで圧倒的に優位にたつことが出来なかったです。回転力も不足していましたね。試合中、パンチの打ち合いにもなりましたが明らかな優位性はありませんでした。
この試合は作戦をしっかりと練って実行できれば、未来選手が十分に勝つ可能性が高かったように思います。
今回の試合では、未来選手の無駄な動きが多かったように見えました。不必要なフットワークやアプローチ、接近でのやり取りなど。
もっと、いつも通りに徹底して距離をとって打撃に集中したほうが勝機はあったと予想されます。もちろんクレベル選手の引き込みは凄まじかったですが。
まとめ
未来選手はもはや日本格闘技界の超有名人であり、ビジネスでも活躍され、様々な格闘家などとも今後も交流があると思います。
魔裟斗さん含め、様々な方がアドバイスをくださると思うのですが、あくまで自分のペースは崩さずに冷静に必要な意見だけを取り入れていってほしいなとワタシは思います。
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